雨宝院
本隆寺の北塀に面して表門があるが、西門から入ると頭上は時雨の松に覆われ薄暗い。隠れた桜の名所として京都人に知られている。 境内は本堂の他、たくさんの堂が屋根をくっつけるように建ち並んでいて、西陣の界隈の人からは西陣聖天さんと呼ばれている。平安時代の弘仁12年(821)嵯峨天皇の病気平癒を弘法大師空海が祈願し、六臂の歓喜天(聖天)を安置した大聖歓喜寺が始まりとされ、当初、境内は広大で千本通五辻まであったが、応仁の乱(1467~77)により堂宇は焼失、荒廃。天正年間(1573~92)に雨宝院のみが現在地に再建されたと伝える。
住所
京都府京都市上京区上立売通浄福寺東入聖天町9-3
TEL
075-441-8678
拝観時間
拝観料
閉館日